どんぐりの森 j#1

「森は生きている」 by C.W.ニコル


私のような時代に逆行する生き方しか出来ない人間は非常に生きにくい世の中です

「死にきれずに生きています」 by jollyです




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文化の日の祝日 あいにくの曇天の中
家族で散歩に出掛けたのは家から車で10分くらいの河辺いきものの森
鈴鹿山系から流れ出す一級河川愛知川の中流域に位置する河辺林です
前回のキャンプで子どもたちが入った川のずいぶん下流に当たります




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河辺林というのは河川沿いに広がる森林のこと
かつては水害防備や農用林など里山として人々の暮らしと密接な関わりを持っていました
河辺林にかかわらず人々の生活様式の変化に伴い
人の手が入らなくなった里山は一気に照葉樹林や竹林の拡大が進み植生が単純化していきます
私が幼いころ当たり前に触れていたナラやクヌギの広葉樹林が多いどんぐりの森は雑木林と呼ばれ植生が雑多で複雑でした
それは人と里山が身近にあった証なんです
植生の単純化は更に人と森の関係を希薄なものとしていき 森は忘れ去られ
用済みとなった森の果ては工業用地や住宅用地としての開発にさらされていきます

東近江市建部北地区のこの河辺林 今では河辺いきものの森として整備保護された里山ですが
実は整備保護されたきっかけが工業用地としての開発計画にあったことはあまり知らされていません

みなさんご存じの新潟県を本拠地とする 某〇国ま〇た〇 という会社
甲信越、関東地域での成功を機に西日本への進出計画が持ち上がりました
その足掛かりの拠点を京阪神や東海への交通の要所である滋賀県でと考えたのです
政治家も動き出し そのとき開発のターゲットになったのが誰も興味を持っていなかったこの河辺林でした
工場建設に適した土地なのか?!現地調査が手つかずの森で行われました
皮肉なことにその調査で森の奥でひっそりと自生する天然マイタケが発見されたのです
マイタケを看板にしている企業が天然マイタケが自生する森を壊すわけにはいきません
当然に開発計画は白紙!!
余談ですが
その後アウトレットで有名になった竜王町に工場用地は造成されましたが
中越地震の影響で今も工場は建設されていない状態です


この騒動を機に地元の有志や自治体が森林の保全に動き出し
今の河辺いきものの森となっています

この森 小さなこどもを連れて行く森としては非常にお勧めです
自然観察道をはじめネイチャーセンターや水辺のビオトープ
何よりも地上12mに設けられた樹冠を観察しながら歩ける林冠トレイルは本当にお勧めです




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前置きが長くなりましたがw
この日の散歩の目的は娘が学校の図工で材料として使う
落ち葉や木の枝やどんぐりを拾いにいくことでした




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でっぷりとした大きなどんぐり




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どんぐりの森




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なんだかわからんオブジェに見守られて進みます



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木を見てどんぐりの種類を見極めます




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お目当てのどんぐりを拾えたようです




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この日の収穫 森の恵み




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長くなりますが一気にいっちゃいましょうw
ここ最近はめっきり秋めいてきましたが11月初旬としては季節の歩みは大変遅く
モミジはまだまだ青々としている




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こんなものはこの季節に見ちゃいけないw




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いきものたちはまだまだ元気w




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歩みは遅いけどそれでも確実に季節は進んでいるようです




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春先に若い葉は食用となる秋のヨメナの花




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紅葉と緑葉の綺麗なコントラスト
そしてその実




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秋の燃えるような赤は本当に綺麗です




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私の祖父は生前
お墓に行くとき 決まって革靴を履き
ツイードジャケットにベレー帽のいでたちでした

森と水の国フィンランドの民は
森へ入るとき上等なお気に入りの服を着ていくそうです
形こそ違えど何かそこに日本人が忘れてしまった自然への愛着と敬愛の心があるような気がします




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休日はどんぐりの森で散歩
日常に疲れたら癒されに出かけてみるのもいいものです





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私にとっての癒しはどんぐりのような家族の後姿だったりします♪    J








いよいよ明日となった竹生島行!!

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by jandp2011 | 2011-11-12 00:25 | trips
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